SSブログ

ホテル13・・・ザ・ペニンシュラ東京 [ホテル]

香港・北京・バンコク・マニラ・ニューヨーク・シカゴ・ビバリーヒルズにて展開中の「ザ・ペニンシュラ ホテルズ」が、東京・丸の内に世界で8番目のホテルとして9月1日にグランドオープンした。
前評判の高かったペニンシュラがどんなものかとホテルに電話してみた・・・が、呼び出し音が鳴り続き繋がらない。
お客を待たせるホテルは失礼であると思いながら、数日後に再度電話・・・が、やはり繋がらない。
諦めて、代表のオペレーターではなく宿泊予約に電話をして料飲部に回してもらう。
全レストランが予約でいっぱいとの事、予想は出来たが大繁盛の様である。
普段なら電話が繋がらない時点で呆れて足を運ぼうなどとは思わないだろうが、今回は夜の11時頃に行ってみた
最近の東京に建つホテルほどれも高層ビルの途中からを間借りしているが、ペニンシュラにいたってはビル全体がホテルである事が大きな魅力である。
外観は思ったより小さい、奥に細長いビルなのである。
車をホテルの入り口に付けるとベルボーイさんがやってくる。
ここはバレーパーキングシステムなのだ。
車を降り外装の傷のチェックをしながらベルさんが「バレーパーキングは1500円?でレストランの利用額で変わりますとの事」パーキングに1500円は高いと思いながらも、まぁ高級ホテルゆえと納得して入館。
中は落ち着いた色調のデザインと照明、ラウンジを広く取っているのは団体を取らなくても経営していける自信なのだろう。
さすがに夜が遅いからかロビーラウンジはガラガラですぐに座れたがメニューの金額を見てまたビックリ
コーヒーが1250円に本日のケーキが1500円、二人で5500円になる。
黒服の方が接客してくれたが非常に感じの良いサービスである
帝国やオークラの様な気取ってはいるがイヤらしさのないサービスとは違い、気取らずに気さくな感を受ける接客である。彼の人間性も大きいだろうが、やはり以前にも環境の良いホテルなりで働いていたのであろう。
黒服の男性が何人かいたが、彼がマネージャーである事が望ましく思う。
コーヒーはホテルとしては普通の味、ケーキはそれなりに美味かった。
会計はテーブルチェックである。
別の黒服の方を呼び会計をしながら車での来館を話すと、レストラン6000円以上の利用でパーキング2時間無料との事、またその言い方が威張っている様で腹が立った。
パーキングチケットには具体的な金額は記載されていないのだ。
普通の感覚でラウンジでその金額を落としていれば無料になる。
出口にいたベルさんに具体的な金額が書かれていないし、聞いてもいない不親切さを話す。
「申し訳ございません」を繰り返すだけで話が進まない。
いい加減に切れかかって「申し訳ないのはわかったけど具体的にどうするの」と。
結局、ベルキャプテンらしき方が入り無料になったが、非常に腹も立ったしペニンシュラのお客様からの苦情処理も見たかったのが本音である。
ホテルとしては嫌なお客であろう(苦笑)

ちなみに一階のロビーのトイレもチェックした。清潔感は普通、感じたのはとにかく狭い。男性トイレは個室が一つしかない。
ランチ目当てのビジネスマンはレストランフロアでトイレを使うであろうからもう少しは広いのだろうが、果たしてロビートイレがこれで良いのであろうか?

そんなこんなで帰路に着いたが、あまり総体的には良い印象は残っていない。
ちなみに客室に関してだが通常料金で一番安い部屋が7万円するが、広さも50㎡以上と他のシティホテルならデラックスか或いはジュニアスィートクラスの広さを持つ。
このホテルは国内外のエグゼクティブビジネスマンが使うというよりは、ファミリー向けなのではないか。
遠くへの1泊旅行に変えて、一晩の家族での優雅な時間なら存分に楽しめるであろう。

総評を書く前に、毎度の事だか私自身が大小の色々なホテルを見てきている故か同業の評価は非常に辛口である。
しかも、あくまでも感じるのは主観であって見る人それぞれで変わるであろうし、自身も一度の体験での評価なので次回訪れたら変わるかも知れない。
この記事を読んでいただいた方で、ペニンシュラを利用する機会があれば、こんな考えを持った人もいるくらいの気持ちが頭をよぎってくれたら幸いである。
さて総評だが、私なら通常料金を払ってまで泊まろうとは思わない。
もっともホテル業界の縦横の繋がりで、まともに通常料金を払った事もないのだが(__)
同じ金額を出すのであれば、すぐ近くの帝国ホテルに泊まりたい。
ペニンシュラはホテル旧御三家・新御三家を脅かすとの前評判だったが果たしてそうなのであろうか。
資本が大きく金があればハード(設備・施設)はいくらでも良いものが作れる。
が、それに伴うソフト(サービス)が無ければ良いホテルではない。
勿論、ホテルには若い力も必要であるし、新人の方々も失敗を繰り返しながらホテルマンとして成長していく。
が、今のペニンシュラには若手とベテランのサービスの融合が出来ていない様に感じるし、ベテランの方々も色々なホテルから集まっているのかサービスに統一性が感じられない。
ペニンシュラの独自のサービスを感じる事が出来ない。
今現在は稼動を40%に落として営業しているらしい。
おそらくスタッフの方々を慣らす為にが大きいのであろうが、今の状態でフルに営業したらとんでもないパニックやクレームの嵐になるであろう。
9/1グランドオープンと書かれてはいるが、私からすれば今はプレオープンである。
今後の頑張りに期待する


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。